産業廃棄物の種類と適切な処分方法
2025年08月07日更新

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産業廃棄物の種類と適切な処分方法
みなさんこんにちは!宮城県仙台市の総合解体工事業者サンダイの解体です。 解体工事や建て替えを検討していると、「産業廃棄物の処分はどうなっているの?」「適切に処分しないと罰則があるの?」という不安を持たれる方も多いのではないでしょうか。 この記事では、「産業廃棄物にはどんな種類があるのか」「どのように適切に処分するのか」など、基礎知識から実践までをわかりやすく解説します。 この記事を読むことで、処分方法を誤るとどうなるのか、安心して解体を任せるにはどうすればよいのかがはっきりと分かります。 ご自宅の解体を検討中のご家族や、不用品の処分を考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
産業廃棄物とは何か?種類と定義をわかりやすく解説
産業廃棄物とは、建設業、製造業、医療業などの事業活動に伴って発生する廃棄物のうち、法律で定められた20種類のものを指します。家庭ごみとは異なり、適切に分別し処理する必要があります。 具体的には、廃プラスチック類、木くず、金属くず、コンクリートくず、ガラス・陶磁器くずなどが含まれます。解体工事では、これらの産業廃棄物が大量に発生するため、正しい処分が求められます。
解体工事でよく出る産業廃棄物の例
木造家屋の解体では、木くずや石膏ボードが大量に出ます。鉄骨造の場合は、金属くずや断熱材が中心となります。コンクリート造の場合は、がれき類やコンクリートくずが主になります。 これらの廃棄物を一般ごみと一緒に捨てることはできず、専門の処理施設で適切に処理する必要があります。
産業廃棄物の適切な処分方法とは?
産業廃棄物の処分方法は、「適切な分別」「収集運搬」「中間処理」「最終処分」という一連の流れを守ることが基本です。これらの工程のいずれかを怠ると、不法投棄や環境汚染の原因となり、重大な法令違反に繋がります。
分別の重要性と方法
分別は処分の第一歩です。木材・コンクリート・金属などを現場でしっかりと分けることで、再資源化率が高まり、環境への負担が減ります。 たとえば、分別されたコンクリートくずは再生砕石として再利用されることもあります。 サンダイの解体でも、現場では常に分別を徹底し、リサイクル率の向上を心がけています。
許可業者による収集と運搬
収集運搬は、自治体から産業廃棄物の収集運搬業許可を受けた業者が行います。無許可の業者に依頼すると、不法投棄などのトラブルに巻き込まれる可能性があります。 処分を委託する際には、必ず許可証の提示を確認しましょう。
中間処理と最終処分の流れ
中間処理では、破砕や選別、焼却などによって再資源化や減量化が行われます。その後、最終処分として、焼却灰や埋立が行われることもあります。 中間処理場や最終処分場も、都道府県知事の許可を受けて運営されています。安全で確実な処分を行うためには、信頼できる処理施設を利用することが大切です。
不適切な処分が引き起こす問題
産業廃棄物を適切に処分しないと、法律違反だけでなく、周辺住民とのトラブルや環境破壊にも繋がります。
法律違反と罰則
不適切な処分を行った場合、産業廃棄物処理法違反として、最大3年以下の懲役または300万円以下の罰金が科せられることがあります。悪質な場合は行政処分や業務停止命令も下されます。
環境への影響
不法投棄された廃棄物は、土壌汚染や地下水汚染の原因となります。また、焼却設備の不備によって有害なガスが発生することもあります。環境への影響は、長期間にわたって続くことがあるため注意が必要です。
施主側の責任も問われる
産業廃棄物の排出者は「排出事業者責任」を負います。つまり、工事を依頼した施主も、処分が適正でなかった場合は責任を問われることになります。 業者選びは「安さ」だけでなく「処分の信頼性」も重視することが重要です。
適切な処分をしている解体業者を選ぶポイント
産業廃棄物の処分は、業者によって対応が大きく異なります。依頼する前に、以下のポイントをチェックしましょう。
許可を持っているか確認する
産業廃棄物処理に関しては、「収集運搬業許可」や「処分業許可」が必要です。解体業者自身が許可を持っていない場合でも、信頼できる処理業者と提携しているか確認しましょう。
マニフェスト制度に対応しているか
マニフェスト制度とは、産業廃棄物の流れを記録する管理票制度です。排出から最終処分までを追跡できる仕組みで、不正な処分を防ぐ役割があります。対応している業者は、処分の透明性が高く、信頼できます。
処分方法について丁寧に説明してくれるか
「どこで処理するのか」「再資源化率はどれくらいか」など、具体的な処分方法を説明してくれる業者は、適正処理への意識が高いといえます。実際に質問してみると、その姿勢がよく分かります。
まとめ
この記事では「産業廃棄物の種類と適切な処分方法」について詳しく解説しました。産業廃棄物の適正な処理は、法律だけでなく環境や地域社会への責任でもあります。 信頼できる業者に依頼し、安心・安全な解体工事を進めましょう。処分方法について不安がある方は、まず相談するところから始めてみてください。
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